イオン 食品仕分け効率化

イオンは食品の配送に使うケースの共通化を加速する。別々のケールを使うことが一般的なメーカーや卸に働きかけて、総合スーパーなどへの商品納入で製配販共通の「標準クレート」の利用を拡大。2015年度末までに現在の2倍の月200万枚数に増やす。仕分けの手間や保管場所の効率化につなげる。

標準クレートは日本スーパーマーケット協会などが加盟企業に導入を促している。プラスティック製なので繰り返し利用でき、配送用段ボールなどの包装資材を減らせる。規格がバラバラなケースを使った場合に比べ、商品を寛太人仕分けし、効率的に保管できるようにもなる。

同協会によると、別の大手スーパーによる実験では仕分けに必要な人件費や保管スペースが標準クレートの導入後に約4割へった。イオンが標準クレートの導入を2倍にふやした場合の効果はこれから検証するが、環境への負担が下がり、製配販全体での販管費削減にもつながるとみている。

標準クレートはライフコーポレーションやイズミヤなど他の大手スーパーも導入拡大に取り組んでいる。

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2013年6月21日 | コメント/トラックバック(0)|

カテゴリー:ニュース

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