小田百貨店 ネット通販食品3.8倍に
小田急百貫店はインターネット通販での食品の取り扱いを強化する。品目数を順次増やし、2014年度末に3000品目と現在の約3.8倍にする。同社のネット通販は食品が稼ぎ頭だが、他の専任仕入れ担当者を今春設けた。今後はって崖てい無かった国産ワインなどを販売する。
今秋は広島三次ワイナリー(広島県三次市)や島根県奥出雲等と組み中国地方のワインも販売する。アグー豚などの産地直送品も積極的に扱う。
5月には物産展と初めて連動。北海道の「奥尻ワイナリー」と「宝水ワイナリー」の国産ワインをセットで通販した。ネットで宣伝したことが功を奏し物産展の来客数も増えたという。今後も店での催事と組んだネット通販を強化する。
他の百貨店はネット通販での食品の扱い品目数は高島屋が約1万品で、三越伊勢丹ホールディングスの「三越オンラインショッピング」も3000品前後。小田急百貨店は今回のテコ入れで対抗する。
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2013年6月27日 | コメント/トラックバック(0)|
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イオン 食品仕分け効率化
イオンは食品の配送に使うケースの共通化を加速する。別々のケールを使うことが一般的なメーカーや卸に働きかけて、総合スーパーなどへの商品納入で製配販共通の「標準クレート」の利用を拡大。2015年度末までに現在の2倍の月200万枚数に増やす。仕分けの手間や保管場所の効率化につなげる。
標準クレートは日本スーパーマーケット協会などが加盟企業に導入を促している。プラスティック製なので繰り返し利用でき、配送用段ボールなどの包装資材を減らせる。規格がバラバラなケースを使った場合に比べ、商品を寛太人仕分けし、効率的に保管できるようにもなる。
同協会によると、別の大手スーパーによる実験では仕分けに必要な人件費や保管スペースが標準クレートの導入後に約4割へった。イオンが標準クレートの導入を2倍にふやした場合の効果はこれから検証するが、環境への負担が下がり、製配販全体での販管費削減にもつながるとみている。
標準クレートはライフコーポレーションやイズミヤなど他の大手スーパーも導入拡大に取り組んでいる。
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2013年6月21日 | コメント/トラックバック(0)|
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パスシステムがサイト開設
パスシステム生活協同組合連合会(東京・新宿)は、組合員が商品の感想や自作のレシピをインターネット上で自由に投稿できるサイトを解説した。組合員同士が意見交換できる場を設け、商品の購入のきっかけにつなげる狙い。生協では珍しい取り組みだ。
サイト名は「だいどこログ」。組合員は無料のネット会員に登録して投稿する仕組み。約400品目あるパルシステム生協連のプライベートブランド(PB=自主企画)商品のほか、宅配事業で扱っている生鮮食品や加工食品すべてについてコメントできる。商品を使ったレシピを投稿でき、レシピへの感想も受け付ける。
スマートフォン用サイトを閲覧できるアプリも開発した。組合員が交流サイト(SNS)のフェイスブックに自分のアカウントを持っていれば、だいどこログに投稿したコメントやレシピをフェイスブック上で紹介することもできる。
今後、だいどこログからパルシステム生協連の宅配の注文ができるようにすることも検討している。
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2013年6月19日 | コメント/トラックバック(0)|
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米アマゾン 生鮮通販の地域拡大
米アマゾン・ドットコムは生鮮食品のインターネット販売通販サービス「アマゾン・フレッシュ」の対象地域を拡大した。
従来は本社を置く米シアトル周辺に限っていたが、新たに米ロサンゼルス地区でも始めた。
同サービスは実験としての色彩が濃かったが、本格展開に向けて一歩踏み出した格好だ。
同サービスは年会費299ドル(約28000円)の会員制で、1回あたり購入額が35ドル以上になると送料は無料。購入回数に制限はない。生鮮食品を含む50万品以上を扱い、午前10時までの注文は翌朝6時までに届ける。
2007年にシアトルで招待制の実験サービスとして始めた。5月の株主総会で、ジェフ・ベゾス最高経営責任者(CEO)は同サービスについて「様々な実験を重ね、過去1年で経済性の向上に向けての進歩があった」を説明。事業拡大への意欲を示していた。
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2013年6月14日 | コメント/トラックバック(0)|
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