ユーコープ 簡単おかず「食材キット」
神奈川、静岡、山梨の3県を地盤とする生活協同組合のユーコープ(横浜市)は、いためるだけでおかずを作れる簡便調理品の新シリーズを発売した。下ごしらえを済ませた食材と調味料の詰め合わせで、宅配専用で扱う。
カタログには簡便調理品の専用ページを設けた。こうした商品は生協では珍しく、2014年度に1億6000万円の供給高(売上高)を目指す。
「食材キット」の名称で、16日に注文を受け付け始めた。一口サイズに切った野菜と下味を付けた肉、調味料をセットにした。鶏肉のカシューナッツ炒めや八宝菜など15種類の肉料理を開発し、毎週3種類をカタログに載せる。価格は各798円。主に恒例の夫婦らが買うことを想定し、2人前に統一した。
「冷凍では出せない野菜の食感にこだわった」(ユーコープ)といい、冷蔵商品として販売する。長期保存が難しく、配送当日に食べてもらうことを前提としているが、今後は長期保存が可能な商品や、魚を使った商品の開発にも取り組む。
カタログの簡便調理品ページでは食材キット以外に、冷凍の魚に副菜2種類をつけたセット商品や、煮物等の冷凍の副菜なども取り上げる。
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2013年7月1日 | コメント/トラックバック(0)|
カテゴリー:ニュース
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